英単語を覚える文脈から推測して覚える

文脈から推測して単語を覚えることの問題点 1/2

良いことだけではないんです

英語の読書をしながら、知らない単語が出てきたら文脈から単語の意味を推測する。
それを続ける事で、自然と英単語が覚えられる。
それが「文脈から推測して覚える」以下のページで紹介している考え方です。

しかし、この方法は問題が無いわけではありません。
どんな方法でも、いい点と悪い点があります。
そして、学習法を広めようとする人は悪い点を意図的に伝えない傾向があるようです。

ここでは負の側面にも目を向け、単語を推測するという学習法の問題点を指摘しておきたいと思います。

そもそも語彙力が足りない人は推測できない

英単語の意味を推測するには、それなりの英語力が必要です。
特に語彙力は欠かせません。

単語の意味を推測するには、推測する単語がどんな文脈で使われているか分かっていないと推測できませんよね。
そのためには、分からない単語が出てくるまでの文章を理解していないといけません。

そもそも、語彙力が足りない人は、かなりのペースで知らない単語を見るはずです。
そういう状態では、文脈を把握すること自体が困難です。
知らない単語の推測なんて出来っこありません。

もちろん、読む本のレベルを落として、やさしい本から読んでみるという手はあります。
ただ、そうすると本の内容がつまらなくなり、読むことが苦痛になるかもしれません。

そんな苦しい思いをするくらいなら、基礎的な単語は予め丸暗記した方が楽だと思います。

文法知識も必要です

また、文法知識も必要です。

未知の単語が名詞なのか形容詞なのか動詞なのか分からないと、推測は困難です。
文の構造から品詞の特定を出来るようになっておかないといけないのです。

また、コンマの使い方にも慣れている必要があります。
英語ではコンマを使って、すぐ後ろで言い換えをすることがあります。
コンマに関する知識が不足していると、すぐ後ろにあるのが言い換えだと気づくことも出来ません。
それでは、推測できる可能性は低くなるはずです。

このように、推測するためには基礎的な英語力が必要です。
人を選ぶ学習法だと考えていいと思います。


ちょっと長くなったので、分割しました。
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